世にも恐ろしい『隠れ肥満』
しかし、不安がっていれば余計なストレスが増えるだけです。
少しでも心配なら隠れ肥満に向き合って解消していきましょう!
誰にでも効果的な隠れ肥満解消法
様々な要素が重なって隠れ肥満になってしまいますが、「太るのが怖い」のであれば、太らない体を作ればいいのです。
具体的にポイントを絞っていけば、隠れ肥満が不安な人や、すでに肥満になってしまった人にも効果的な解消法はあるのです。
それは、3つのテーマを明確にして継続的に行うことです。
もちろん、やるかやらないかはあなた次第です!
有酸素運動
ものすごくシンプルな言い方をしてしまえば『肥満』=『脂肪』といっても過言ではないと思います。要は、脂肪をつけなければ肥満は回避できるのです。
しかし、脂肪のこと常に気にしながら生活するのはストレス以外の何物でもありません。ならば、脂肪がつかなければいいのです。脂肪は燃焼します。つまり燃やせば燃えて無くなるのですから、ついた分は燃やしてしまいましょう。
特に内臓脂肪は燃えやすい特徴があるので有酸素運動が最適です。
具体的に言うと、ウォーキング、ランニング、水泳、サイクリングなどが挙げられます。
ウォーキングやジョギングは特に道具も必要なく、すぐにでも始められますし、運動不足の人でも体に無理なく始めることができます。
・ウォーキング
姿勢を意識して、背筋を伸ばして、腕を前後にしっかりと振りながら普段の歩くペースより速いスピードで行うことで、じわじわと負荷がかかりしっかりと汗をかけます。
・ランニング
1kmを8〜9分程度のゆっくりとしたペースから始めると、足腰への負担も少なくて怪我の心配もありません。
・サイクリング
普通の自転車でも、近場や近所の普通の道を無理のないペースで走るだけで、十分な効果があります。
・水泳
泳法は何でも構いませんし、無理のないところからスタートすれば問題ありません。
何を選択するかは、あなたの一番やりやすいモノで構いません。
一番大切なのは、いずれの場合でも20分以上継続して行うことが重要ということです。そして、それを最低でも週3日以上やることで大きな効果が期待できます。
ランニングのコツはこちらを参照してください。
筋トレ
筋トレと聞くと、どうしても大きなバーベルを持ち上げてとか、重いダンベルや器具を使ってのハードなトレーニングを想像する人が多いと思いますが、ここでいう筋トレとはいわゆるパワー系のそれではありません。
わかりやすく言うならば『インナーマッスル』を鍛えるのです。
インナーマッスルとは体の表面の筋肉を内側から支えている筋肉のことで、このインナーマッスルを鍛えることで内臓脂肪が燃焼されます。
筋トレについてはこちらも参照してください。
この場合だと同じ筋トレでも低負荷で行います。例えばダンベルを使うなら1〜2kg程度のもので、「軽い」くらいの感覚で構いません。むしろダンベルがない場合はペットボトルでも全然代用がききます。パワー系のトレーニングと違い、重要なのは重さではなく回数ということになります。
ポイントは、なるべく多い数を行うことでインナーマッスルが鍛えられるのです。器具を使わない場合は自重で行うスクワットも効果的です。これは内ももとお尻の筋肉を鍛えられますから、特に女性の場合は、お尻の筋肉を鍛えることで、女性ホルモンの働きを正常に戻してくれる効果があるため、ホルモンが正常な体脂肪量に戻そうとする働きがあるので、より効率的に隠れ肥満を解消させることができます。
また、前述したような有酸素運動と合わせて行うことで、より脂肪の燃焼を効率的に行えるようになります。
そして、皮下脂肪には筋トレが効果的なので、低負荷での筋トレを行うことで、基礎代謝が上がり脂肪がより燃焼しやすくなり、皮下脂肪の付きにくい体になっていきます。
筋トレ→有酸素運動の順で行うことで、有酸素運動での脂肪燃焼が上がるのでより高い効果を得ることができます。
また、ヨガやピラティスなどもインナーマッスルを鍛えるのに効果的になりますし、女性の場合はボディラインも綺麗になるため、筋トレに抵抗のある人はこういったところから始めてみるのもオススメです。
食事療法
内臓脂肪でも皮下脂肪でもどちらにも効果的になってくるのが食事療法です。
脂肪がついてしまう一番の理由はカロリーの過多ですから、1日の摂取カロリーを意識した食生活をする必要があります。
ただし、食事を抜いたり、1日1食のような極端な形にすると、逆に太りやすくなる原因にもなってしまうので、1日3食という形はきちんと意識しましょう。
基本的には揚げ物などの脂っこいものや高カロリーなものはなるべく控えて、高タンパク、低カロリーを意識していく必要があります。お肉であれば鶏肉のササミや牛肉の赤身などを中心にして、筋肉量は維持しながら太りにくい体を作るようにしましょう。
レトルト品やコンビニ弁当、ファストフードなどはなるべく避けて、バランスの良い食事を心がけてみましょう。しかし、あくまで食事は1日3食は守りつつ反動がこないように楽しむことも忘れないことが大切です。
もし、食欲に負けそうな時は朝食をしっかりと食べましょう。朝は1日のスタートで脳も体もエネルギーを必要としていますから、朝しっかり食べて、その分夜は控えめにしてカロリー過多にならないように意識していきましょう。
何よりも大切なのは無理をしない程度で継続するということなのです。
まとめ
有酸素運動(脂肪燃焼)+筋トレ(インナーマッスル)+食事療法(カロリー調
整)
この組み合わせを、焦らず無理のないペースで継続することができれば肥満は解消されます。そして、同時に脂肪がつきにくい体も手に入れることができるのです。
テーマに沿って、しっかりとポイントをおさえて取り組むことで効果は必ず出てきます。
同時に、上述した以外にも日常生活の中で、少し長めの距離を徒歩で移動するとか、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使ってみるなどのちょっとした意識で、さらに効果を上げることはできます。
日々の中に少し運動を意識するだけで効果は大きなものになるのです。その少しの意識の積み重ねがあなたを『肥満』から遠ざけてくれるのです。
ここまで読んで頂きありがとうございます。最後に自分のお腹を軽くつまんでみてください。
しっかりつまめてしまったあなたは隠れ肥満かもしれません。
大事なことなので最後にもう一度言います。
やるかやらないかはあなた次第です。
形から入るタイプの人はこちらも参照してください。