夏の薄着は、体型が気になる人にとっては頭を悩ませるところです。
スーツなどの仕事着や制服などは、意外とキチッとした印象になるので、体型をうまくカバーしてくれたり、見栄えがするので、気がつかないけど、私服になったら残念な印象の人って案外多かったりします。
特に女性に比べて、男性の場合、夏場の服となるとアイテムは意外と限られてきてしまいがちで、体型がモロにわかりやすくなってしまいます。
そこで、夏場の私服に悩む男性必見の、夏のファッションで、体型をオシャレにカバーしてくれるポイントをご紹介します。
冬場はアウターや重ね着などで、意外とごまかせてしまうこともありますが、薄着の夏場はそうはいきません。特に、中肉中背の人の場合、スーツや作業着などの制服の時は、スマートな印象でも、Tシャツになったら、胸が垂れているのが目立ってしまったりして、印象が変わってしまうこともあります。
特に、夏はレジャーの季節というくらいイベントが盛りだくさん。
ダイエットがなかなかできない人にとったら、せめてうまく服を着こなして、オシャレな印象でいたいですよね。
トレンドは毎年変わるので、流行りのデザインは変わっても、着こなしのバランスや似合うサイジングはあなたの体型が変わらない限りは毎年同じなのです。
たとえカラダが緩んで着ていたとしても、『美しくありたい』と願う気持ちに嘘はないはずです。
中身は大事ですが、外見だってその人の印象を決める大事なポイントですから、大切にしていきたいですね。
目次
オシャレなメンズのファッション美ボディ
体型が緩んでしまうのは珍しいことではありません。しかし、それに合わせて気持ちまで諦めモードで緩んでしまったら、外見にも出てきてしまうと思うのです。
だからこそ、工夫をしたり、少しカッコつけてみるくらいでちょうどいいと思います。
楽しい場所に行くときは、自分がテンションが上がるアイテムを身につけている方が、印象だっていいはずです。
印象は体型だけで決まるわけじゃないので、スタイリッシュに決めて、ファション美ボディで夏を楽しみましょう。
野暮ったくなってしまう3つの原因
私服になるとなんとなく野暮ったいなぁという人っていますよね?
ぱっと見は悪くないのに、仕事中や、ピシッとした格好の時との違和感をを感じてしまうことがあると思います。
多くの場合は、以下のような共通点があると思うのです。あなたも以下に思い当たるところがあれば要注意かもしれません。
1:体型を隠そうとする
割と多いと思うのがこのタイプです。服などにあまりこだわりがない人の場合は、体型を隠そうとわざとオーバーサイズを選んでしまっていることで、逆に着太りしてしまっている人もいるのです。
原因としては、無意識的に自分が気になるところを隠す前提で服を選んでしまっていることにある気がします。
例えば、量販店の定番のアイテムだけで全身を無難にまとめてしまうと、クセがない分だけ、逆に違和感が目立ってしまうのです。
2:楽な服を選ぶ
これも意外と多いケースですが、とにかく楽な服を選んでしまうと、全体的なシルエットのバランスを意識しないと、野暮ったく見えてしまいます。
例えば、ウエストがゴムでゆったり履けるデニムに、ゆったりめのシャツを羽織ったスタイルなどは、着ている分には楽ですが、合わせ方を間違えると、チグハグ感が前面に出てしまい、野暮ったい印象になってしまうのです。
カラダ自体も緊張感を感じないため、こういった服装が日常的になってきてしまうと、自然と体も緩みがちになってしまうのです。
3:トレンドを意識しない
トレンドに詳しい必要はないですが、全くトレンドを意識しない人は、ハイブランドで全身を固めていても、違和感を覚えます。
つまり、いくら高価で、最高級の服を着ていたとしても、トレンドから外れていると浮いて見えてしまい、逆に”ダサい”感じになってしまうのです。
何十年も前のビンテージ物だとしても、トレンドを意識した中で、うまく取り込めていなければ、古臭さだけが強調されてしまい、アイテムの価値さえ下げてしまいます。
ちょっとした意識でオシャレな印象になる5つのポイント
上記の、野暮ったくなってしまうポイントで、心当たりがあったら、もしかしたら周りから『野暮ったく』見られているかもしれません。
しかし、体型が多少緩んでいたとしても、ちょっとした意識を変えるだけで、オシャレな印象に変えることはできると思います。
よくよく考えて見てください。『オシャレ』と言われている人の中にも太っていたり、スタイルが際立っていいわけじゃない人もたくさんいるのです。
あなたの周りにも、いつもオシャレだけど、決してスタイルがいいわけでもなく、顔がめちゃくちゃイケメンでもない人っていませんか?
つまりは、ちょっとしたポイントを意識するだけで、”オシャレな雰囲気”を生み出すことができるのです。
しかも、オシャレな人の得なところは、一度『オシャレさん』と認識されると、その後も『オシャレ』なイメージが定着して、カッコいい、カッコ悪いではなく、『オシャレ』として、ある意味別格の存在でいることができるのです。
もちろん、オシャレな人の”センス”というのは、生まれ持った感覚だったりしますから、無意識でも『センスがいい人』というのもいるのが事実です。
しかし、オシャレな人にも、共通点はあるのです。
その共通点を自分なりに意識して、工夫してみるだけでも、オシャレになるためのヒントはたくさんあると思います。
①:体型は無理に隠さない
たとえ体型が太めだとしても、オシャレな人はそれを無理に隠そうとして服を選びません。
それどころか、逆に体型を利用して、キャラクターを作り出して自分の体型やキャラにあったスタイリングをしているのです。
そのため、周りの印象としては、それが個性的に見えることで、『オシャレ』というイメージになっています。
自分に合った服を理解しているため、自分の個性を生かすのが上手いのが特徴といえるでしょう。
②:サイジングやシルエットにこだわる
オシャレな人は、とにかくサイジングやシルエットにこだわりがあります。
例えば、パンツの裾の長さにこだわりがあったり、あえてピタピタのスキニーパンツなどをチョイスして体のラインを出してみたりしますが、こういったアイテムごとの見せ方にこだわることで、全体で組み合わさった時の印象がオシャレで華やかな雰囲気になります。
また、アイテムの特性を生かして組み合わせることで、短足気味の人でも、パンツと靴のシルエットを工夫するだけで、足が短いという印象は気にならなくなったりするのです。
そのため、パンツやTシャツなどでも、着丈や素材などへのこだわりが強く、形にもこだわりがあります。
つまり、量販店などで売っている、一般的なサイズ感のものより、自分のこだわりやフィーリングにヒットするアイテムをチョイスすることで、個性としてのオシャレ感が雰囲気に出ています。
上級者になると、ハイブランドのフォーマルなアイテムを、ワザとカジュアルっぽく着崩してみたりといった、着方を知っていることが特徴といえるでしょう。
③:トレンドも取り入れてみる
オシャレな人は、トレンドへの意識が高く、ミーハーとはちょっと違い、全身を流行りの服でまとめるのではなく、自分の好きなスタイルやアイテムにトレンドを取り入れることで、今っぽさを加えた、新しいスタイルに進化させてしまいます。
例えば、最近であれば、パンツの裾を短めにロールアップして、靴下をアクセントとして見せることで、シンプルな古着のTシャツとデニムの組み合わせでも、今っぽさを感じさせるシンプルコーデとして、オシャレな印象の着こなしになってしまいます。
つまり、トレンドを意識することで、服選びの選択肢が広がり、サイジングとシルエットでバランスを意識すれば、自然とトレンドを取り入れたオシャレスタイルになりやすいのです。
④:髪型にもこだわる
オシャレな人は髪型もキマっています。
髪型1つでも印象は大きく変わります。服のスタイリングに合わせて、髪型も意識してみるだけでも、一気にオシャレな印象になりますし、髪型と服のバランスで体型の印象はカンタンに消えてしまいます。
例えば、丸顔の人や、太ると顔に出やすい人は、前髪を上げて、おでこを出す髪型で、トップにボリュームを持ってくることで、顔の印象がシャープになります。
オフタイムやプライベートこそ、髪型にこだわってビシッとキメることで、オシャレ度は一気に上がります。
⑤:小物や足元にもこだわる
そして、シンプルな夏コーデこそ、小物や靴にもこだわりましょう。
靴も、革靴でも、スニーカーでも、パンツとのシルエット的な相性や、サイズ感にこだわるだけで、全身のスタイリングとのバランスが良くなり、とてもオシャレな印象になります。
モノトーンコーデの服でも、靴に色を持ってくることで、アクセントになり、個性的な印象になることで、オシャレ度は上がります。
そして、アクセサリーとして、ブレスレットやネックレスをうまく活用することで、野暮ったさが消えて、小洒落た印象になるのです。
小物に関しては、特別高価なものでなくても、アクセントとして上手に取り入れて雰囲気や印象を変えられるものなので、効果的なおしゃれアイテムといえるでしょう。
まとめ
おさらいしてみると、オシャレポイントとしては、
無理に体のラインを隠そうとせず、トレンドを意識しながら、サイジングとシルエットにこだわってみる。髪型も意識して、小物や靴にも気を抜かずにこだわってみることで、自然とオシャレな感覚が身についていきますし、服選びも楽しくなるはずです。
その上で、あくまで自分の着たいものや、好きなものという大前提のもとに服選びをすることが大事だと思います。
あなたのコンプレックスも個性に変えることができるかもしれません。